〒591-8004 大阪府堺市北区蔵前町3-2-8 サンロード蔵前104

診療内容
MEDICAL
〒591-8004 大阪府堺市北区蔵前町3-2-8
サンロード蔵前104
小児歯科
お悩みに合わせてご相談ください
お口の健康と元気な成長をサポートします
歯やお口を良い状態に保つことは、お子さまの健全な発育につながります。ママのお口の状態は、お子さまの成長とも密接につながっています。だからこそ当院では、お子さま・ママの治療に力を入れています。むし歯などの一般的な治療から、お子さまの矯正治療まで幅広く対応しておりますので、気になることはお気軽にご相談ください。

お子さまのむし歯治療について
お子さまの気持ちを大切にします
小さなときに歯科医院で痛い経験やこわい思いをすると、そのお子さまは歯医者嫌いになってしまいます。長く受診ができず、お口の健康に悪い影響を与えることもあります。当院ではこうした事態を避けるため、無理矢理おさえつけての治療は原則行わずに、治療に使用する器具や材料をもちいて、まずは練習を行い(練習だけで数回かかることもあります)、お子さま自身が納得してから治療をすすめるように心がけております。

TROUBLE
このような場合はご相談ください
- 子どものむし歯が心配
- フッ素を塗布してほしい
- 正しい歯みがきを身につけさせたい
- 仕上げみがきがうまくできない
- むし歯がないか診てほしい
治療方法

フッ素塗布
フッ素には、歯の質を強化する作用があり、むし歯予防に役立ちます。
特に乳歯や生えたばかりの永久歯にはフッ素塗布が有用です。

シーラント
フッ素配合の歯科用プラスチックで、お子さまの奥歯の溝を埋める治療です。
汚れがたまりにくくなって、むし歯予防に役立ちます。

ブラッシング指導
毎日の歯みがきはセルフケアの基本です。
お子さまのお口の状態や成長段階に合わせて、より効果的なブラッシングをレクチャーします。
フッ素・シーラント
フッ素
むし歯
食べ物を食べると、その食べ物の中に含まれている糖分がお口の中で、分解され酸というものがつくられ、その酸によって歯の表面が溶かされ、虫歯が作られます。
フッ素塗布
歯の表面にフッ素を塗布する事で、歯の質を強くし、虫歯になりにくくする処理です。
シーラントは奥歯の予防処置ですが、フッ素塗布は、歯全体の予防処置になります。
この2つの処置を行っていくことにより、虫歯の予防効果は高くなるのです。
注意
シーラント・フッ素は予防処置ですので、この2つを行ったからといって、必ず虫歯にはならないというわけではありません。
ご家庭では、保護者のみなさんで仕上げ磨きを行い、食べたら磨く習慣をつけ、食生活の環境を改善していかれて下さい。
シーラント
シーラント
「シーラント」は奥歯のかみ合う面(咬合面)にできる虫歯の予防の方法です。
あらかじめ、虫歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。
このプラスチックは虫歯を削ったとき詰めるものと同類のレジンという材料なので、きちんと埋めていれば虫歯にならないという考えで普及し始めました。
「六歳臼歯」に効果的
六歳臼歯
このレジンが長い間のうちにはがれてしまうことも考えられますが、いずれにしても短期的にはきちんと詰めればそれなりの効果があがっています。
生えて間もない奥歯の永久歯(六歳臼歯)は特に虫歯になりやすいので、この方法は有効です。

定期管理が大切
シーラント
しかし、虫歯予防はもうこれで十分というわけではありません。
きちんとブラッシングをして、シーラントがきちんとついているかなどの定期健診を受け、フッ素を活用したり、食生活でも注意して、総合的にすすめることが大切です。

小児矯正について
お子さまに合った矯正治療を提案します
お子さまの矯正治療では、適したタイミングで一人ひとりの成長段階に合わせた治療を行うことが大切です。必要な時期に治療を行わないと、治療がより大がかりになってしまう場合もあります。当院では、歯がきれいに並ぶ土台を作る治療から、歯並びそのものを整える治療まで対応しております。歯並びが悪く、抜歯が必要なケースは、矯正歯科専門医と連絡を取っています。お子さまの歯並びが気になる場合は、お気軽にご相談ください。

TROUBLE
このような場合はご相談ください
- 歯並びがガタガタ
- 出っ歯になっている
- 受け口になっている
- 上下の前歯がズレている
- 遺伝的に歯並びが心配
- いつも口が開いている
- 指しゃぶりの癖がある
子どもの受け口をマウスピースで治療する
ムーシールド
低年齢の受け口(成長期反対咬合)の治療では、マウスピース型の矯正装置『ムーシールド™』を使用します。就寝時のみの使用で治療効果を上げることが出来ます。
このムーシールドを使用することにより、反対咬合は、永久歯が生えるまで待つことなく、3歳児からの治療が可能になりました。

受け口(反対咬合)の原因
そもそも、人種的に、アジア系は欧米系に比べ、受け口の多い事が知られています。また、口の中を見ますと、受け口の場合、舌が通常より低い位置で機能しています。
その舌の力は、下あごを前に押し出すように働きます。それが、受け口の大きな原因の一つであると考えられています。
マウスピース型の矯正装置
ムーシールドは、マウスピース型の矯正装置です。 就寝中、口の中にくわえる様にして使用します。
口の中に装着することにより、低い舌の位置を自動的に、上にあげる様に訓練します。
また同時に、口廻りの筋機能のバランスも整えます。
その結果、上あごの成長を促し、下あごの成長を抑える様に働きます。
ムーシールドは、歯科医師の診査診断により処方され、受け口を治療するための医療器具です。
早期治療が可能、不快感や痛みもない
受け口の治療開始時期は、より早期からであることが望ましいと考えられています。 ムーシールドの場合、寝ている間に口に装着するだけなので、不快感や痛みがありません。そのため、3歳児という低年齢からの受け口(反対咬合)治療が可能となりました。
治療方法
子どもの受け口(反対咬合)とはどのようなものでしょうか。
不正咬合の一種である受け口(反対咬合)は、歯を噛み合わせた際に、下の歯が上の歯よりも前に出ている状態をいいます。原因は遺伝などの骨格的な理由、舌の使い方をはじめとする悪習癖の影響、また、下顎を突き出してふざけたり泣いたりするような習慣がある場合も要注意です。とはいえ、舌の動きは外からは見えず、また表情の癖も簡単にはやめられないもの。そこでマウスピース型装置を用いた矯正をお勧めしています。将来的に上顎と下顎がどう成長するかが受け口に影響するため、幼少時の矯正が確実というわけではありません。しかし、現時点で症状の改善を図っておけば、将来問題が出てきた際に最小限の矯正で済む可能性が期待できるのです。

受け口は、子どもが何歳くらいのときに気づくのでしょうか?
受け口は乳歯の生えそろう3歳頃からわかり、親御さんが気がつかなくても、3歳6ヵ月が対象の小児歯科健診で指摘を受けて受診される方が多いですね。かつては受け口に気づいても、成長するまで様子を見るというのがスタンダードでした。しかし現在は、歯や顎の骨がやわらかく、成長する前の段階から矯正を行うことで早期に症状の改善をめざす方法があります。大きくなって歯と顎の成長が止まってからだと、抜歯を伴ったり、高額な矯正が必要になったり、期間が長くかかったりする他、手術などを行わないと改善が望めないもあるんです。そのようなリスクを少しでも低減させるため、当院ではマウスピース型装置を用いた矯正を推奨しています。

受け口を放置するリスクについて教えてください。
下の歯が上の歯よりも前に出ている状態の受け口は、下の顎が前に突き出た印象のお顔立ちになります。食事の際の噛みづらさなども含め、本人に違和感がなければ問題はないと考えます。放置するリスクとして考えられるのは「受け口を治療したい」と考えたとき、大がかりな矯正や外科治療が必要になる可能性が高まる点です。歯も顎の骨も成長が止まった後だと、矯正では多くの費用や期間がかかることが予想されますし、重度なら下顎の骨を切って顎を引っ込めるという手術が必要になります。上顎の成長との兼ね合いもあり、マウスピース型装置だけですべてカバーできるわけではありませんが、早期対応で将来の負担軽減につながることも期待できます。

矯正の方法や費用について教えてください。
受け口の矯正にはマウスピース型装置を用い、就寝時のみ装着していただくことで咬合を誘導し改善をめざします。対象年齢はマウスピース型装置を入れられる3歳から治療をスタートできます。乳歯の生えそろう3歳頃であれば、最初は嫌がったとしても、徐々に慣れて夜間の装着も問題なくできるようになると思います。期間は早ければ半年程度で改善が見込める場合もありますが 、個人差がありますので一概には言えません。矯正後に元に戻りそうな兆候が見られた場合は、再度マウスピース型装置の再装着をお勧めすることもあります。費用は自由診療扱いとなります。既成のマウスピース型装置を使用するため、即日から矯正をスタートできます。

受け口の矯正でこちらのクリニックが特に大切にしていることは?
受け口の矯正は短期間で終わるものではありませんから、お子さんや親御さんが無理のない範囲で取り組むことが重要だと考えています。毎晩必ず就寝時に装着できるのなら、それだけスムーズな改善が期待できるでしょう。しかしお子さんが嫌がったり、忘れてしまったりすることだって当然ありますよね。「毎日が難しかったら週の半分だけ頑張って入れてみましょう」など、お子さんやご家庭の状況を考慮しながら、できる範囲で取り組めるようご提案しています。仮に毎日きちんと装着していても完了までの期間には個人差があります。ですので、永久歯が生えそろうまでの改善をめざすなど、長い目で見守っていくことをお勧めします。
